マンション外壁タイルトラブル事例

補修のために2年間、全戸退去!
希望者は住戸買い取りも

補修のために2年間、全戸退去!希望者は住戸買い取りも
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管理人が日常点検中に、バルコニー手摺壁のタイルの変形(表面のせり上がり)を発見。他にも危険な箇所があるのではないか?とのことで、さくら事務所が外壁の全面打診の依頼を受ける。当該箇所以外にも、多数の浮きが見られた。補修工事中にも更に被害は広がっていき、管理組合、分譲会社、施工会社、さくら事務所で今後の対応を協議。

最終的には、一部、構造の不具合も発覚したことから、施工会社の負担でタイルの全面張り替えとなった。

とはいえ、既存タイルを剥がすのに時間を要し、2年近く掛け、全戸退去を余儀なくされた。(希望者には施工会社が住戸を買い取るなどの措置も取られた)

【竣工年】 2003年
【発生年】 2009年
【発見経緯】 日常点検
【総戸数】 約50戸
【当初不具合箇所】 バルコニー手摺壁
【分譲会社】 一部上場系子会社
【施工会社】 一部上場ゼネコン
【主な原因】 躯体精度
伸縮目地の設置
貼り付けモルタルの塗り厚
【費用負担】 工事費:施工会社
コンサル料:施工会社
希望者は施工会社が住戸買い取り
【補修完了までに
要した期間】
約2年間
全戸退去
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